みーんな戦闘モード
ごきげんよう。本田陽彦です。
少し前に郵便局に行ったとき、順番待ちのおじさまたちの顔がすごく怖かったのを思い出しました。椅子に腕を組んで座って、おばあちゃんが入ってきたのに譲ってあげない。声をかけると睨みつけられる・・・(汗)
心ないなあ、と思いました。この人にはお母さんもいるだろうに。おばあちゃんもいただろうに。人間の子供だったんじゃないのかな〜って。
でも、それと同時に、とても愛おしく思えたんです。「ああ、この人、一生懸命頑張って、世間の中で戦ってるんだなぁ。戦闘モードなんだろうな〜」って。
私の推測なんですけど、この人たちって、家に帰り着いたら戦闘モードがオフになるんじゃないかと思うんですよ。だって、ずーっとコレやってたらきついですからね。奥さんとか、子供とかが待っている家に帰るとスイッチを切って、人間に戻っていくんじゃないかなと。
そして朝になって、家を出るとき。玄関を出て行くとき、戦闘モードがオンになる。戦わなきゃ!!って。
私、じーっと自分を見つめてみたんですよ。そしたらね、私も戦闘モードのときがある!!ってことに気がつきまして。(遅いぞ!)
例えば、外に食事に出ますよね。そのとき、戦闘モードなんですよ笑。
テーブルが汚れてる!とか、ドンってお皿置いていった!とか・・・あげだしたらきりがないくらい目に付くので(苦笑)。
まあね、一応プロでやってるんだったら、プロらしい対応をするべきだ!と思います。けれども、この人も人間なんだよな〜っていうことを私は忘れてしまっているんですよね。職業人という生き物として見ていて、人間だと思ってない。(ちょっとオーバーかもしれませんが)
やっぱり、人間ですからね。疲れていたら機嫌が悪くなるしね。
みんな怖くなると心臓がバクバクするんですよね。目の前にいるその人も、たとえ無礼なことをしようとも、そんな存在なんだと思うことができれば、戦闘モードを解除できるかもしれないです。
ほんのすこし、そんなふうに こころを向けてみることができれば、世界はもっと幸せになるんだろうな🍀
健やかで、危険がなく、心安らかに、幸せであれかし!