花びらが閉じる日もあっていい。

 こんにちは。本田陽彦です。

 

 数日の寒さと雨で体調を崩す人が周りに増えた感じがします。皆さんは大丈夫ですか?

 

 私が最近知った心理療法中丹田を意識して行うものがあるのですが、それを実践したときに気づいてしまったんです・・・

 

 私、ハートを開きっぱなしだなと。

 

 中丹田はちょうど胸の真ん中あたりを指すのですが、そこに蓮の花のイメージを起こします。そして、花が開いている状態で世界と、自分の大切な人とつながっているイメージへと繋げてゆきます。

 

 今度は、自分のために蓮の花を閉じなければならないときはどんなときなのか考えます。そして、ゆっくりと蓮の花を閉じるイメージをしてゆくのです。

 このとき、私の中にあるイメージが立ち上がってきました。それは、蓮の花びらが観音さまの手になり、その中に私は坐っているのです。その私を観音さまの手が包み込んでゆきます。包まれたとき、守られている感覚、安心している感覚が感じられました。

 

 そして気がついたのですよ。どんな人にも蓮の花を開いたまま接していたんだな〜と。それは大切なことなんですけど、自分を大切にしていないときもある。自分を傷つける人に対しても開いている必要はないんです。しっかりと閉じて、自分を守っていいんです。

 風雨が過ぎ去っていった後で、ゆっくり花を開いてゆき、それからまた大切な人たちとつながっていけば、それでいい。

 

 その方が、きっと私を生きているいのちは輝いているんだと感じました。花を閉じる前につながっていた人と、閉じた後につながる人は違っているかもしれません。もしかしたら、人の数が減っているかもしれません。もちろんイメージのなかで。

 

 でも、それでいいんじゃない?

 

 そう思えたので、これから私は花を閉じていることも学んでいきます。

 いのちが輝くことが幸せなんじゃないかな。もっと自由になっていいんだよ、と言われた気がします。

 

 健やかで、危険がなく、心やすらかに、幸せであれかし!