怒って何が悪い?
おはようございます。本田陽彦です。
私はたまに、「こいつは腹がたつな」という思いがグツグツ〜っと湧き出てきます。怒りの感情です。
でも経験として、この思いというものは私が努力して生じさせたものなどではなく、勝手にあちらの側から湧き出でてくるものだと知っているので、怒りの思いをそれ以上育てることは稀になりました。
しかしながら、どうしても身体には爪痕を残しているもので、胸のあたりや背中を中心に、身体全体に不快な感覚が広がってゆくのを感じます。
そして何となく心の方もどんよりと暗くなった気がして、ああ怒りの感情の結果なんだなと振り返るわけです。
だからどうしたというわけではなく、いや、どうにかしようとしても何とかなるわけでもないようですから、そっとしておくしかないようです笑
ただこの状態をも私というものの一つの様相であるとして、そこに良い悪いの分別を挟まず、ただそういうものだとオープンハートな姿勢で生活に戻るのが自然なあり方なのではないかと近頃思います。
以前は、この怒りの思いを何とかして根絶やしにしてやろうという勢いを持ってやっていたのですが、これは思いに対する敵意であり、すでに怒りながら努力するのですから、初めから検討外れなことを熱心に努め励んでいたわけです笑
この姿勢は今の時点での私にとって、もっとも適当なものであると思うに至ったので、ここに綴りました。
健やかで、危険がなく、心安らかに、幸せであれかし!