伝統のもつ幅のなかでの創造性

 こんにちは。本田陽彦です。

 数日、和歌のアレンジに勤しんでおります。

 

 私の周りには音楽に限らず様々なジャンルのプロフェッショナルがいてくださいまして、それぞれにハッとさせられるアドバイスをくださいます。とてもありがたいです。

 

 少し真新しいものを・・・という想いを胸に制作に取り掛かりますと、ついつい吟ずることの真意を忘れそうになります。

 

 ことのはを伝えること。これが吟詠の第一でありましょう。

 

 音楽的要素に振れすぎて、ことのはの伝達への意識が軽くなってしまうと、本末転倒です。伝統という振れ幅のなかで、いかにクリエイトしていくのかということを意識してゆかねばならないと感じました。

 

 面白い仕上がりになっていると思います。

 

 健やかで、危険がなく、心安らかに、幸せであれかし!