大先輩との〈ご縁〉〜結び目のなかの一服〜
ご機嫌麗しゅう。本田陽彦です。
先日、詩吟の大先輩から食事にお誘い頂きました。90年以上もこの世で生きていらっしゃるお方です。
たいへん柔和な方で、発せられるお言葉に優しさがこもっています。一緒にいて安らぐ、そんな方なんです。
この日は、私の師と大先輩とその姪御さんの四人での会食でした。(お箸を割った後で写真を撮るという、いやしい心の様子が写っております汗)
吟道によって運ばれたご縁について、いろんなお話を聞くことができました。受け継がれてきたものの尊さを実感します。
私の先生には、先生がいて、そのまた先生もいて・・・。それはずーっと繋がっています。少しタイミングがずれただけで、この流れは成立しないんです。そしてまた、この私がその流れのなかにいること。本当によくできています。ミラクルとでも言いたくなるほどの美しさを備えた関係性に、胸の奥がじんわりあたたかくなりました。
世界って、本当によくできているんですね。よくできていることの不思議さに気がつくと、「いまのすべては 未来の希望」*1。そう言える気がします。
ありがたいです。合掌。
健やかで、危険がなく、心安らかに、幸せであれかし!